AGA治療〜最新の病院・皮膚科の治療はコレ

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一般的な皮膚科・内科とAGA専門クリニックでのAGA診断

 

一般的な皮膚科・内科とAGA専門クリニックでは、それぞれどのようにAGAの診断をしているのでしょうか。
多くのAGA治療をおこなっている内科や皮膚科では、患者の話と外観からAGAの診断を行っていると思われます。

 

大多数の患者は、様々な情報を調べて自分がAGAではないかと悩み、医療機関を受診すると思われます。
医師の方も、患者からの訴えである程度の先入観を持って、診療をおこなう場合が多いでしょう。
特徴的なAGAの症状を訴える患者の場合は、このような診察でもまず間違えることはないと思います。

 

MSD社HP AGAnews AGAの進行パターンより引用

 

一方、多くのAGA専門のクリニックでは、Norwood-Hamilton(N-H)分類から程度・部位別に分類し、治療の経過を予測します。
薄毛部分の軟毛の割合、病歴、家族歴などを参考にし、必要に応じて遺伝子検査をおこない、診断を確定します。
この後、治療を行っていくことになります。

 

AGA治療の重要ポイント

 

AGAの原因は、男性ホルモンのうちのDHT(ジヒドロテストステロン)です。
AGAではDHTの作用で、毛法の萎縮や硬毛の軟毛化が引き起こされ、抜け毛が増えていきます
DHTはテストステロンから5α-還元酵素の働きで、合成されていきます。

 

テストステロンはいくら増えても、抜け毛を増加させることはありません。
ですから、AGAの根本の治療は、5α-還元酵素の働きを抑えて、テストステロンからDHTを合成できなくしてしまうことになります。
この作用を持った薬剤が、フィナステリド(プロペシア)です。
プロペシアは、DHTの合成を阻止することにより、抜け毛を減らしてAGAの進行をくい止めます。

 

ですから男性がAGAだと診断された場合、その治療の中心はフィナステリドを使わなければいけません。
女性にはフィナステリドは効果がない上に副作用もありますので、使用してはいけません。

 

フィナステリドは肝臓で代謝されますので、服用中に肝機能障害が報告された例があります。
性欲の減退等に比べると頻度は少ないのですが、もし発生すると重篤な症状を引き起こす可能性があります。
そのため、プロペシアを服用する前と服用中は、定期的な血液検査が必要になります。