AGA治療〜最新の病院・皮膚科の治療はコレ

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AGAと診断がつけば、フィナステリドが治療の中心

 

AGAの治療の基本は、前項でお話したフィナステリドの内服が中心になります。
併用薬は非常にバラエティーに富んでいますが、根本の治療という意味ではフィナステリドは外せません。
AGA専門クリニックでは、それぞれに工夫されたオリジナル処方を発行しています。
しかし、内容はフィナステリドを中心に、ミノキシジルタブレット、アミノ酸、亜鉛、ビタミン剤などを混合したものです。

 

循環器系の病気がある人は、ミノキシジルタブレットよりミノキシジル外用薬を

 

ミノキシジルタブレットは、心臓の負担等の副作用の面から医師によっては、あまり推奨されない場合も多いです。
ただし、効果は・・・・・かなりあります。
外用薬でも5%のリアップ(ロゲイン)は多く使われていますし、ミノキシジルの濃度の高いものを扱っているクリニックもあります。
ただし、ミノキシジルの濃度が高いものは臭いが強いので、日中の使用を嫌がる人も多いです。
内服の副作用を考えると、心臓に疾患のある方は、ミノキシジルは臭いを我慢してでも、外用薬を使用したほうがいいと思います。
フィナステリドと同様根本的な治療薬として、デュタステリド(アボルブ)もありますが、フィナステリドと比較するとあまり使われていません。

 

まだあるAGAの有効な治療法

 

投薬だけで効果が出ない場合、毛根を刺激して発毛を促進する注入療法があります。
グロースファクターを使ったメソセラピーや幹細胞抽出物を使ったHARG療法などがあり、特にHARG療法はその発毛率の高さから人気の治療となっています。
HARG療法とは、幹細胞から抽出された150種類以上のグロースファクターと、メソヘアーカクテル(ビタミンB2、ブフロメシル、システインなど)を頭皮に注入。
毛乳頭や毛幹、毛包をよみがえらせ、毛母細胞を刺激して発毛、休止期の毛根に働きかけます。
4〜8週間毎に6回注入する必要があり、3〜4回目から効果を実感できる場合が多いです。
発毛率は、HARG療法開発者の福岡医師のクリニックの発表では、99%という驚異的な数字です。

 

最後の手段、即効性の自毛植毛

 

また、後頭部に毛が残っていて、とにかく早く毛髪を増やしたい人には、自毛植毛が良いでしょう。
植える毛髪を採取する方法によって、FUEとFUTという方法に分かれますが、どちらの方法もメリット、デメリットがあります。
FUTはメスを使って採取するため、術後の傷跡が目立つ場合が多いです。
FUEはメスを使わないので、少ない数であれば傷跡は目立ちにくいでが、1000〜2000本になってくると刈上げるとかなり目立つ場合があります。
特にFUEは繰り返すとすきまだらけになり、かなり目立つ状態になる可能性があります。
また自毛植毛は移植部にも、ピットスカー(植毛部のへこみ)やショックロス(一時的な脱毛)などが起こる可能性がありますが、それらを補って余りある効果があるのも事実です。